Visaデベロッパーでグローバルネットワークをオープンに | Visa

Visaデベロッパーでグローバルネットワークをオープンに

02/05/2016

クライアントやパートナー企業もサンフランシスコにあるVisa本部にて記念すべきスタートを祝う

2016年2月4日、米国カリフォルニア州サンフランシスコ – Visa Inc.(NYSE:V、以下Visa)は本日、Visaデベロッパー(Visa Developer)の立ち上げを発表しました。これは、世界最大の小売決済ネットワークのシステムを、決済処理や商取引に革新性を与えるオープンプラットフォームへと移行するものです。これにより、ソフトウェア・アプリケーションのデベロッパーは、Visaが提供する業界トップの決済関連の技術、製品、サービスに自由にアクセスできるようになります。これは60年近くに及ぶVisaの歴史の中で初めてのことです。

購入、支払、領収の手段としてインターネット接続デバイスを利用する消費者や加盟店が増加するなか、新開発のVisaデベロッパープラットフォームは、金融機関、加盟店、テクノロジー企業、さらには新興企業にとって、消費者や加盟店からの要求に応えるために役立つために設計されています。今回、カード保有者の身元の確認や検証、個人間決済、Visaチェックアウト(Visa Checkout)のような店舗やオンライン上での安全な決済サービス、通貨の両替、消費者取引におけるアラート機能など、Visaの最も使用されているペイメントテクノロジーやサービスの一部へのアクセスが可能になります。Visaは来年にむけて決済機能にとどまらないサービスへのアクセスの提供を計画しています。
Visa Inc. 最高経営責任者(CEO)、チャーリー・シャーフ(Charlie Scharf)は次のように述べています。「決済業界のトップ企業であるVisaが、グローバルネットワークへのアクセスを開放し、クライアント、業界内のパートナー企業や先駆者による新しく、より容易で、より安全な決済方法の創造を支援することで、Visaはグローバルな商取引を変革する機会を得ました。VisaデベロッパーはVisaネットワークへの新たなアクセスポイントというだけではなく、世界中のVisa製品やサービスを提供する新たなプラットフォームでもあります。」 

大手金融機関、テクノロジー企業、新興企業によって、新しいVisaデベロッパープラットフォーム ベータ版の試験運用が数カ月間実施され、すでに多くの企業がVisaのテクノロジーを使用し、革新的なアプリケーションの試作品を創り出しています。試験運用に参加した企業は、キャピタル・ワン(Capital One)、カナダ帝国商業銀行(CIBC)、エミレーツNBD(Emirates NBD)、ナショナル・オーストラリア銀行(National Australia Bank)、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)、トロント・ドミニオン銀行(TD Bank)、ノヴァ・スコシア銀行(Scotiabank)、テレコミュニケーション・システムズ(TSYS)、USバンク(U.S. Bank) そしてVenueNextなどです。最近のアクセンチュア(Accenture)の調査によると、2014年の米国におけるフィンテック産業への投資は全世界で120億ドル以上にも達しました 。
Visaデベロッパープラットフォームの構築は、グローバル・プロダクトおよびテクノロジー・チームが数年にわたって推進してきたプロジェクトです。このチームにより、Visa決済用製品やサービスが、ソフトウェアやアプリケーションをデベロッパー構築する際の標準技術であるアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)に変換されています。Visaのグローバルなデベロッパープログラムの主な特徴は下記の通りです。 

• Visaが提供する決済のための膨大な製品やサービスを容易に検索することができる、世界中からアクセス可能なデベロッパー向けポータルサイト 
• 最も利用されているVisaの決済製品や機能の一部で使用されている、何百というVisa APIやソフトウェア開発キットにアクセスできるオープンプラットフォーム 
• 業界最高水準であり、アプリケーション・デベロッパーにプラグ&プレイ環境やVisaの保有するテストデータへのアクセスを提供する、統合された試験用サンドボックス環境
• サンフランシスコ、ドバイ、シンガポール、マイアミ、サンパウロといった主要マーケットのアプリケーション・デベロッパーとの提携や協力の推進のために設計された、Visaデベロッパー・エンゲージメント・センター(Visa Developer engagement centers) 

テクノロジー担当エグゼクティブバイスプレシデントであるラジャ・タネージャ(Rajat Taneja)は次のように述べています。「Visaは自社の製品やサービスを分離し、デベロッパーに、基本的な決済機能への自由なアクセスを提供します。これにより、Visaの決済機能による、まったく新しい電子商取引(EC)体験の創造につながるものと信じています。これらの新しい体験をVisaのグローバルネットワーク全体に普及できれば、世界中のデベロッパーが率先してVisaデベロッパーを利用するようになるでしょう。」 
世界中にいるデベロッパーとの提携プログラムで目指すVisaの構想には、何千という金融機関、何百万という加盟店やテクノロジー企業が、革新的な電子商取引向けアプリケーションやサービスの実現のために、協力、共有、探究することのできるマーケットプレイスを確立することが含まれています。
Visa デベロッパーの立ち上げイベントの様子は特設ウェブサイトをご覧ください。http://www.webcastregister.com/visa/event/


クライアントとパートナーの声
Visa デベロッパーを導入したクライアントやパートナーが、この画期的なサービスが顧客にもたらす意義についてコメントしています。
カナダ帝国商業銀行(CIBC)カード技術部門バイスプレジデント、アリソン・ジェームズ(Alison James)氏:「Visaの新しいデベロッパープラットフォームのおかげで、簡単にアクセスできる決済ソリューションを容易に提供できるようになるでしょう。また分野によっては開発期間の短縮につながるものとして、当社はその可能性に期待しています。Visaのようなパートナーが、総合的で柔軟性の高い決済技術の進化に向けてイノベーションを打ち出し、歩みを続けているのを見ると、とても勇気づけられます。」

NABグループエグゼクティブ、製品&マーケット部門のアントニー・カヒル(Antony Cahill)氏:「オーストラリア人は世界の中でも新しい技術をいち早く取り入れる人々ですが、NABはVisaとのパートナーシップを通じて、市場最先端のイノベーションと優れたエクスペリエンスをより迅速に顧客へと提供することができます。」
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)デジタル・決済・カード部門エグゼクティブバイスプレジデント、リンダ・マンティナ(Linda Mantina)氏:「RBCにとって、イノベーションは適切で安全で便利なソリューションをクライアントにお届けするうえで不可欠なものです。Visaのようなエコシステムパートナーと協働することで、私たちは使いやすく付加価値の高いサービスを提供し続けることができます。その例として、私たちはすでにVisaの新APIを活用したソリューション開発に取り組んでいます。ゆくゆくはRBCモバイルクライアントに向け、これまでにない速いペースで、さらなる利便性と柔軟性を提供していきます。」
ノヴァ・スコシア銀行(Scotiabank)の普通口座取引部門バイスプレジデントのブライアン・マッケイブ(Brian McCabe)氏:「当行は、イノベーションを加速して、顧客中心の新しい決済ソリューションを迅速に投入することを可能にするデベロッパープラットフォームを生み出したVisaを賞賛したいと考えます。決済エコシステムは現在急速に進化しており、ソリューション指向型の技術をタイムリーに提供することが、かつてないほど重要になってきています。」

TDバンクグループ(TD Bank Group)のモバイルおよびオンラインバンキング部門ヘッド、ルビー・ワリア(Ruby Walia)氏:「 Visaデベロッパープログラムは、世界の決済および商取引分野のさらなる高度化に向けて多大な機会を与えてくれます。TDはこのプラットフォームを活用して、卓越したデジタル体験をお客様に提供する新たな方法を生み出していきたいと考えています。」
テレコミュニケーション・システムズ(TSYS)マーチャントサービス向け製品統括者、クレイグ・ルドヴィグ(Craig Ludwig)氏:「TSYSはVisaと長年にわたるお付き合いをさせていただいていますが、このたびVisaデベロッパープログラムにおける最初の決済ソリューションプロバイダーに加えていただき光栄に思っております。Visaの画期的な新APIは、次世代の製品やサービスの提供を可能にするもので、これにより当社のクライアントであるカード発行会社、取次会社、および加盟店はそれぞれのビジネスを拡大できます。Visaの新しい技術を導入することで、私たちは決済製品イノベーションの最前線に立つことになるでしょう。」
U.S.バンク(U.S. Bank)最高イノベーション責任者、ドミニク・ベンチュロ(Dominic Venturo)氏:「よりすばやく、より効率的で、より安全な金融サービスの提供に携わるフィンテック業界の銀行や協力企業は、競争力を保つためにも、新しいアイデアを迅速にテストし、試み、配備する必要があります。鍵となるのはコラボレーションですが、Visa提供のデベロッパーポータルやツールにより、U.S.バンクは従来のアプローチよりも少ない開発投資で新案を実現し、お客様に提供することができます。」

VenueNext 創立者兼CEO、ジョン・ポール(John Paul)氏:「VenueNextのミッションは商取引の現場でのエクスペリエンスを変革することですが、来客と現場運営者との間の決済を円滑化することがその大部分を占めます。Visaの開発チームとの協働は満足のいくものであり、 Visaチェックアウト(Visa Checkout)を迅速かつ簡単に当社の技術プラットフォームに統合できました。今後はスマートフォンによるクレジットカード決済の安全性促進に関して、連携をさらに続けていきたいと思っています。」

エミレーツNBD(Emirates NBD)のリテールバンキングおよび資産管理部門、シニアエグゼクティブバイスプレジデント兼グループヘッド、スヴォ・サーカー(Suvo Sarkar)氏:「デベロッパープラットフォームの発表は大変すばらしいものだと考えます。当行は世界に先駆けてVisaのMLC(Mobile Location Confirmation)サービスを実装することで、この高度なサービスを活用するパイオニアになれることを誇りに思います。私たちは、Visaとのパートナーシップのおかげで、顧客のカード決済利便性を向上させるベストプラクティスを活用できるほか、デジタルバンキング分野の発展が著しいUAEにおいて市場リーダーとしての地位を確保できています。当行は中央ヨーロッパ、中東、アフリカ地域においてVisaの新しいVDEP(Digital Enablement Program)とVisaチェックアウトサービスに登録した最初の銀行です。今後もVisaとの連携を強化し、当行のお客様に便利な手段を提供し続けていきたいと考えています。」

 

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ビザ・ワールドワイドについて
ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は、世界規模のペイメントテクノロジーを提供する企業です。世界の200以上の国と地域において、迅速、安全かつ信頼のおける電子決済で消費者、企業、金融機関、政府機関を結ぶ役割を果たしています。毎秒65,000件を超す取引を処理できるVisaNetは世界でも最先端の情報処理ネットワークで、電子通貨の基盤であると同時に、消費者を詐欺や不正行為から守り、加盟店への確実な支払いを可能にしています。Visaの事業の特色として、カード発行、融資、会費や利息の設定を消費者に直接行わないことが挙げられます。Visaは取引先金融機関を通じて、デビットカードによる即時決済、プリペイドカードによる事前決済、クレジットカードによる事後決済といった多彩な選択肢を提供しています。詳しくはwww.corporate.visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。