VisaとKOTRA、世界初となるカードによる貿易決済のプラットフォームを日本で開始

09/30/2025


ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)は、KOTRA(大韓貿易投資振興公社)とNHN KCP社と提携し、カードによる貿易決済の世界的なプラットフォームであるGlobal Trade Payment Platform(GTPP)を国内で導入したことを発表します。日本においては、三井住友カード株式会社、三菱UFJニコス株式会社、ユーシーカード株式会社(五十音順)の3社がイシュアとして参加し、6月より各社の法人向けカード会員がGTPPに登録する韓国の企業との取引においてカードを利用し、よりスムーズで安全な決済が行えるようになりました。

今回の発表は、2024年9月13日に、VisaがKOTRAと提携し、今後、GTPPを日本、台湾、シンガポール、米国、メキシコなど韓国の主要な貿易相手国との間でカード決済を対応させる予定であることを発表していましたが、日本においては3社がイシュアとして参加することとなりました。

これにより、3社の法人向けカード[1]を保有している企業は、貿易相手の韓国企業がカード決済未対応の場合でも、複雑な送金手続きなしで法人カードを利用することができ、取引先の開拓や拡大に関わる決済手続きの工数を大幅に低減できます。GTPPを活用することで、支払いのリアルタイム承認が可能となり、換算額についても即時提示がされることで、クロスボーダー決済の課題とされる、決済スピードや透明性を向上します。さらに、GTPPでは、通常のカード発行プロセスにおける与信審査に加えて、登録に際して追加の審査が行われるため、従来の手法と比較してより高い詐欺防止対策となります。
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Visaは、これからもパートナーの皆様と、シームレスで利便性・安全性の高いビジネス取引の実現により、企業の成長に貢献できるよう、努めてまいります。

[1]  Visaビジネスカード、Visaコーポレートカード、Visaパーチェシングカードが対象

 

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