Visaデビットカードが「Google Pay™」に対応

11/14/2019

スマートフォンでVisaのタッチ決済[i]が利用可能に

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)は、本日、VisaデビットカードがGoogleの提供するGoogle Payへの対応を開始することを発表いたしました。

 

Google PayはAndroid™端末向けにGoogle™が提供するウォレットサービス[ii]です。Visaカードを登録することにより、Visaのタッチ決済対応店舗やオンラインでのスムーズでセキュアな支払いを可能にします。今回、日本のVisaカード発行会社が、Visaのタッチ決済でGoogle Pay対応を行うのは日本初となります。Google Payへの対応は、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行が発行するVisaデビットカードが対象となります。

 

Google Payはモバイル端末でVisaのタッチ決済を実現するためのVisaのセキュリティ・プラットフォーム「Visaトークンサービス」を採用しています。「Visaトークンサービス」は、Visaカードの番号や有効期限などの情報をトークンと呼ばれるデジタル識別子に変換することで、ユーザーがモバイル端末を使用して買い物をする際に実際のカード番号を使わずに決済を行う技術です。これにより、スマートフォンの紛失や加盟店への不正アクセス等によるカード情報の流出を防ぐことができ、安心・安全な電子決済を可能にします。

 

 

「この度のGoogle Payの対応により、消費者の皆さまに、これまで以上に、より利便性の高いデジタル決済を提供するとともに、日本のキャッシュレス化推進にさらに貢献できるものと考えています。Visaのタッチ決済に加えて、『Visaトークンサービス』によるトークナイゼーションの活用により、セキュアなデジタル決済が大きく飛躍する基盤となり、プラスチックカードからモバイルへの移行や、デバイスを問わず安心して決済することが可能となります。よりシンプルで、スピーディ、安全な一貫したデジタル決済の提供により、消費者にとっても、加盟店にとっても、最大限ご満足いただける決済体験を提供できると考えます。」とVisaの代表取締役社長 スティーブン・カーピンは述べています。

 

Visaは、タッチ決済ならびに「Visaトークンサービス」の普及推進を通じて、今後もより多くの消費者の皆さまにスピーディーかつ安心・安全な決済方法を提供できるよう努めるとともに、2025年までにキャッシュレス決済比率40%という目標[iii]を掲げる、日本政府の目指すキャッシュレス化社会実現に向けて、誰からも選ばれ受け入れられる決済手段となることを目指します。

 

[i] Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。ご利用者ご本人が、レジにあるリーダーにスマートフォンをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディー かつ安全にお支払いが完了します。

[ii] Google, Google Pay, AndroidはGoogle
LLCの商標です。Google Pay はAndroid5.0以上かつNFC対応端末で利用できます。

[iii] 「未来投資戦略2019」

 

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Visaについて

Visaは、電子決済の世界的リーダーです。Visaのミッションは、最も革新的で信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。Visaが保有する最先端のグローバルなプロセシングネットワークであるVisaNetは、毎秒65,000件を超す取引を処理することができ、世界中に安全かつ信頼のおける電子決済を提供します。デバイスにかかわらず、誰でもどこでも利用できるデジタル・コマースの急速な発展を目指し、Visaは常にイノベーションの追求に邁進しています。世界がアナログからデジタルに移行しつつある今、Visaは自社のブランド、商品、人材、ネットワーク、および企業スケールを活かして商取引の未来を形作っていきます。詳しくは、https://usa.visa.com/about-visa/our_business.html(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。